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YOROZU屋こやまん
イイ商い、イイ暮らし、応援します。
熊野御前
2006/05/01
日記
「藤、見に行こ!」
「えっ?ライトアップしてるか?」
「多分!」
「いちかばちか、行くか。」
って、
母さんと出掛けた。
平安の頃、いわたには、熊野御前、千寿の前、朝顔という3美人が暮らしていた、というお話し、
熊野御前
は、平安末期、女性の手本と言われたという。
池田生まれの熊野御前は、平宗盛の寵愛を受けて都に上るが、その後郷里の母親の病の知らせを受け、清水寺で宗盛に一首捧げる。
「如何にせん 都の春も惜しけれど 慣れし東の花や散るらん」
胸を打たれた宗盛は帰郷を許し、熊野御前は京から郷里に戻り、必死に母親の看病をするが、母を亡くし、尼として33歳の生涯を終え、この行徳寺に眠っている。
京の都に住む熊野御前の元に母親からの文を届けた
朝顔
も熊野御前の墓の隣に祀られている。朝顔は、
千寿の前
の元へも熊野御前の文を届けていたという。
平安の頃、いわたには、熊野御前、千寿の前、朝顔という3美人が暮らしていた、とさ。
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