
2021年公開の時代劇
岡田准一が主人公の土方歳三を演じます。
幕末6年間に存在した新選組のあり方と、土方歳三の生き方が分かりやすくまとめられています。
(岡田准一ファンである私としては、とても良かった時代劇です)
新選組については幕末に京都で反幕府の侍を切りまくる組織、くらいの知識しかなかったのですが、実は一枚岩ではなく、思想も違い、内部抗争・粛清も行われていたことを知り、驚きました。
また新選組と言えば、ダンダラ羽織の印象でしたが、着る着ないは自由なんてセリフが出てきて、これまた驚き。
岡田准一の火花が散り、血しぶきが跳ぶ殺陣はカッコよすぎです。
今年は「ザ・ファブル」でビックリ仰天のアクションを見て、時代劇ではアクションばっちりの殺陣を見れました。
ところで、今年はNHKの大河ドラマでも幕末~明治をやっていますが、準主役である徳川慶喜の描き方と、この映画の慶喜の描き方が違いすぎて、どちらが本物に近いのだろう、って思いました。
監督の原田真人の作品で「関ケ原」では、早口で何をしゃべっているのか分からないシーンが多かったのですが、今作は問題なく聞き取れました。