川島織物セルコンのカレンダーより~川島織物セルコン織物文化館所蔵)
名物裂 赤地五色筋間道(あかじごしきすじかんどう)
江戸時代初期(17世紀) インド産 縦14.4cm・幅16.8cm・底直7.4㎝
藍色の濃淡を含む五色の縦糸に赤色の緯糸で平織し縦を織りだしている。右端に二筋、左端に一筋、暗い藍色の縦を配するが、その他はみな中濃度の五色筋で、薄いインジゴ藍が美しく浮き出ている。赤色の面積が比較的多いため赤地と題された。平明、軽快な印象を与え、熱帯産の異国情緒が茶人を魅了したのだろう。
名物裂 赤地五色筋間道(あかじごしきすじかんどう)
江戸時代初期(17世紀) インド産 縦14.4cm・幅16.8cm・底直7.4㎝
藍色の濃淡を含む五色の縦糸に赤色の緯糸で平織し縦を織りだしている。右端に二筋、左端に一筋、暗い藍色の縦を配するが、その他はみな中濃度の五色筋で、薄いインジゴ藍が美しく浮き出ている。赤色の面積が比較的多いため赤地と題された。平明、軽快な印象を与え、熱帯産の異国情緒が茶人を魅了したのだろう。